After Field Mountain

若いのと その３ みのすぎ消失？

　もう、いい加減確率がどうなっているのかわからないんですが、今週３件目の若いの職場来襲です。勘定すればもう８年近く前に仕事した、現在本州在住の若いのが久しぶりの北海道に帰ってきました。さて、何が食べたい？

　「いやあ、北海道の人間ならジンギスカンかホッケの開きでしょう」

　おし、じゃあホッケ・・・

　「ホッケは昨日食いました」

　みたいな感じでしたので、ジンギスカン。流石に何度もキリンはねということで、狸小路のライオンへ。ところがなんとライオンは貸し切り。仕方がなく再びキリンの直営です。今週２度目です。

　で、なんと二次会は日本酒を奢ってもらえるとのこと。いやあ、生きてて良かった。８年前はこういう日が来るとは思いもしなかったなあ。などと考えながら、日本酒飲むなら『みのすぎ』さんにとどめをさします。

　最近忙しくてご無沙汰してます。

　さて、『みのすぎ』さんに移って出るのは田酒。まだ春香彩にははやいのかしらん。などと思っていたら、マスターが真面目な顔でおっしゃいました。

　「10月15日で店閉める事になったんだ」

　えっと、今日ははじめて若いのに酒奢ってもらった記念日で。楽しい日で・・・。

　「もう80才になったしね。そろそろ夜の仕事も終わろうかと思って、切りのいい15日で閉める事にしたんだ」

　いや。目の前が真っ白になりました。なんだか、この秋は大きく動く秋なのかもしれません。

　いや、ほんと、茫然自失で若いのには悪い事をしました。

スライサーが来た

　先だって、実家帰ってあまりの野菜のおいしさに、自分が野菜飢餓状態にあることに気がつき、スライサー購入を決意したのは前にもお話ししました。それがようやく到着し

たんです。

　野菜を取らなきゃな。そう思うわけです。　もう、ジンギスカン食べに行って、野菜ばっかり食べていることに気がついて愕然としたりするのはこりごりです。

　しかし、凄いですね。このセラミックの刃。

　プラスチックにしか見えないのに凄まじい切れ味を秘めているという。赤で注意書きが書かれたシールが貼ってあります。でも、千切り用のスライサーの前刃（というのだろうか）はどうもプラスチックなんですが。果たしてこれで十分な機能を果たしてくれるのか。心配です。まあ、ともかく買ってある長芋を使って酢の物を作りましょう。と、思ったら皮むきがないじゃありませんか。いや、包丁で切ってもいいんですが・・・。

　というわけで、酢の物はしばらくお預けです。やれやれですね。

宮城谷三国志

　宮城谷昌光の三国志もいよいよ７巻。あくまで、個人的な意見なんですけれど。この三国志、姉さん皇帝に取られなかった、歳喰ったラインハルトと、仏教思想で更に茫洋としちゃったヤン・ウェンリーという組み合わせではないかな。そう思ったりしています。

　信念の人、曹操というのも色々な三国志読んでいると落差があって面白いんですけど、この劉備も凄まじいです。いや、まじめに味方としても恐ろしいし、敵にしたら得体が知れず、更に恐ろしいと。でも、こういう人は生きやすいだろうなあ。そう思ったり。私みたいに舐められたら人生終わりです。

　ともかく、前巻で赤壁の闘いと劉備の火事場泥棒が描かれたわけですが、今回は呉蜀の同盟とその決裂です。

　しかし、さすがは氏の作品。他では盛り上がる周瑜の死はあっさりだし、他では兄と夫に挟まれて、自死する孫婦人は呉のことしか考えていない蜀にとっては凄まじい悪女だし。

　いや、忠義の人関羽自体が、劉備よりも自分が上と考え、独立考えている時点でこの三国志はただ者じゃないのですが。ともかく面白い時間を過ごすことができました。

若いのと その２ 一八がない

　さて、勤務時間を遙かに過ぎ、職場も閉まるしそろそろ帰ろうかと思ったら。先日の若いのの後に一緒に仕事をした若いの（なんか日本語がこなれていないですね）が遊びに来ました。

　なんてこったい。昨日のと知らない仲ではないんだから一緒に来ればいいじゃないか。でも、今は配置も違うし仕方がないです。

　「なんか食べましょう。肉がいいです。え、先輩とジンギスカン喰ったんですか。いいなあ」

　待て、流石にこのトシだと二日続けてジンギスカンというのはな・・・。

　というわけで炭火焼きに負けてもらって目指すは『一八』です。ここなら安心して酒飯（おお、佐藤隆一氏みたいだ）できるとふんだんですが。ない！

　なんてこったい。いや、前来たときも少し雰囲気が沈んでいましたし、あまり流行っていないような気がしていたんですが。

　自慢の料理や刺身もいまいちでした。

　ま、長いつきあいもあるし、こんな日もあるさ。そう思ったんですが。

　まさか、店をたたんでいるとは。

　あの店のない北18条界隈か。

　なんか孤独のグルメを気取りたくなってしまいました・・・。

　ま、仕方がないので近くのつぼ八行きました。あの界隈、やっぱり安くないとだめなのでしょうか。『かぶきもん』も潰れてしまったし。

　でも、きっと『みのすぎ』さんは大丈夫ですよね。

若いのと その１

　数年前まで一緒に仕事していた若いのが遊びに来ました。

　よしよし。約束、忘れていないから、晩飯を食べに行こう。

　延び延びになっていた約束を果たしに行きます。

　でも、食い放題ですか。そうですか。

　ただ、焼き肉はどこの肉かわからないと一寸怖いので勘弁してもらってジンギスカンを食べに行きます。少なくともジンギスカンならオーストラリアかニュージーランド産で危険ではないとの判断です。

　いや、生に執着する訳じゃないですが、毒肉食べて体悪くすると言うのは、一寸違います。

　ポックリ死んでその日か次の日に独居老人遺体発見というのが希望なんですが。歳とったんでしょうか。最近こんな事ばかり考えています。

　いやあ、しかし、若いのは健啖家です。たいしたもんです。見てるだけでお腹いっぱいの一日でした。

　しかし、聞いた話で、この若いのの研修の講師が、その前に仕事した若いのだった話は少々驚いたというか。笑ったというか。リーダー冥利に尽きるというか・・・。

　やっぱ、年取ってます。確実に私。

動けない

　今回も、また尾籠な話です。興味なければ翌日へどうぞ。

出血多量

ええと、今回は尾籠な話です。興味のない方は次の日へ行ってください。

狼と香辛料

　うーむ。途中から、この世界に入った人間ですけど、友人宅でアニメ版にどっぷりはまってしまった人間（いや６時間半連続マラソンなんて久しぶりでした。昔は２クール13時間連続マラソンなんてのも平気だったんですがね）として言わせてもらえば、今回のこの作品、物語的にやばいのではないかと。

　だって、わっち、ヒロイン陥落の危機ですよ陥落の危機。

　あちこちで言われていますけど、あのシーンはないと思いますよ。あっけにとられましたもの。

　わっちの存在価値が、単なる主人公の安全を守るエクスカリバーの鞘というのは問題でしょう。ええ。問題です。

　もっとホロをヒロインとして大事に扱うべきです。まあ、物語はようやく大きく動き出そうとしているわけですし、今後に大きく期待ですね。

　「もののけ姫」になるのか「崖の上のポニョ」になるのかは別として。どうにも前者になっちゃうだろう事は暗示されているんですね。

　あと、某友人はきちんと第二期もＤＶＤを買うように。私も特撮のＤＶＤ、買いますから。

あれ、味覚の変化？

　最近、味覚が変わってきました。

　昔は肉だけ食っていたら良かったんですが、最近は魚がしみじみ旨く感じてなりません。それどころか、骨まで愛しちゃう始末です。

　といっても、昔も鮎だけは別でした。体調が悪いと子持ち鮎の骨はギブアップしましたが、初夏の鮎は骨までばりばりと食っていたのです。鮎だけは。

　でも、普通の魚の食い方たるや、一族の中で私ほど魚の食い方が汚い、恥ずかしい人間はいないと言われていたのですが・・・。

　近年、確実に変わってきました。

　鰈なんぞ背骨以外は全部キレイキレイです。

「一八」の女将さんに本当に魚の食い方が上手だと言われてしまったら、汚い魚食いだった私はなんと言えばいいのでしょうか。

　でも、最近、本当に魚が旨くてたまらないんですよね。

　味覚の変化でしょうか？

栗ご飯

　栗ご飯を炊きました。実はこの栗ご飯、賞味期限切れてます。

　去年の秋、スーパーであまりに美味しそうに見えた栗ご飯。二パック買って一つは即食べました。栗があまり甘くなくて美味しかったです。

　実は、良くある甘栗炊き込んだような栗ご飯は好きではありません。というか、北海道人にあるまじき味覚ですが、あの、甘納豆炊き込んだお赤飯もあまり好きではないんです。

　豆パンは小学校から中学校にかけて狂ったように食べた時期があったんですが。あれって堅くなったのを蒸かしたならば、凄まじく美味になると思いませんか？

　話変わって、お赤飯の豆って、少々塩味の方がいいと思いませんか？

　だって、豆餅の豆ってしょっぱいじゃないですか。豆大福の豆もしょっぱいでしょうという一個人の叫びでした。