結構前に出ていた「なんと現役予備自衛官が執筆!! 世界一ヘビーなライトノベル」『君が衛生兵で、歩兵が俺で』を読了しました。
いや、入手はしてたんですが、(発売は6/16)積んでました。
自衛隊がスポンサーの魔法少女特撮番組など、典型的な色物だと思ったんですが、これ、リアル側にライトノベルとして可能な限り振った学兵戦闘物じゃないですか。
ま、中途半端なミリオタの知識でも、歯がゆい思いをした各作品。(このブログは『原則』否定的な物言いはしないルールなので名を秘します)や、これファンタジーだからと言う前提の諸作品。(『GPM』の人型戦車や、『フルメタルパニック』のAS)で、本題でなかったリアルがここにあるのですね。(ま、あれば良いというわけでもないんですが)
しかし、半分まで読んで、私、このまま、9条改訂、自衛隊の国軍化までいったら神小説(ある意味ディストピア)だと思ったんですが、やっぱり、現在の日本では問題がありすぎなんでしょうね。
伏線は張ってあったんですが、後半の校長先生をはじめとする改憲派の変貌が、ここまで痛々しくしないと駄目なのかと。同じ戦闘に赴く集団の話でありながら、昨日の『宇宙軍士官学校』とあまりに違いすぎるのです。
というわけで、明日はこの比較を。
コメント