IJN(日本帝国海軍)において代表的な艦船をあげるならば、それは、戦後情報が公開された後に絶大な人気を博した『大和』でしょうか。ほとんどの激戦に参加し、最期まで生き残った『雪風』でしょうか。それとも、戦争中は機密によって露出されなかった『大和』にかわり、日本の誇りと評された『長門』『陸奥』でしょうか。
アメリカ海軍においてはこの座は『エンタープライズ』が不動の地位を占めているように思われます。大破しても大破しても戦場に舞い戻り、日本の息の根を止めたこの艦の名は最初の原子力空母の、そしてスペースシャトルの試験機の名前となって今に続いています。(個人的にはNCC-1701まで続いていると言いたいのですが)
そのビッグEをアメリカの象徴として沈める作品は数あれど、捕獲してしまう作品ははじめてです。(過去に、戦艦を捕獲するのありましたが)
おまけにハルゼーまでついてくるという。 このことで日本は米軍空母の設計思想を学び取り、カタパルトや日本の設計思想と異なって装薬量が多い航空爆弾まで入手します。このことが先々どのような変化をもたらすのか。楽しみです。
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