日本人の夏の風物詩。鰻。
かの、平賀源内が土用にうのつく長いものを食べれば良いだけの話を強引に解釈し、鰻を食べるようになったという、土用の鰻。
『木曽路』さんの天然鰻は6月の鮎、12月の牡蠣と並んで貧乏宮仕えの心のオアシスなのです。
荒れ食べてしまったら、スーパの中国産やカナダ産はもう、食べられません。
最近、やっと少し贅沢が出来るようになって、7月の親父殿の誕生日に鰻を買っていけるようになりました。
が、今年は下手するとピンチです。下手すると4倍とか。
なんでも鰻のシラスが高騰しているとのこと。
美味しい珈琲や本マグロを中国の富裕層の方々が買いあさっている話は聞いていましたが、鰻までとは。
なんとか両親の分だけでも入手できればと思うんですが。はてさて、6月の鮎の時に『木曽路』さんに聞いてみる必要がありそうです。
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養殖ウナギ 卸値1・8倍に高騰 稚魚の不漁影響、県内小売店値上げ
養殖ウナギの価格高騰が続き、県内の小売店や料理店を悩ませている。成魚の卸値が昨年の1・8倍まで上昇したため、うな重が2年前に比べ、700円値上がりした店もある。かき入れ時の土用の丑(うし)の日(7月27日)を控え、「いつまでこの状態が続くのか」といった悲鳴が聞かれる。
価格高騰の背景はウナギの稚魚(シラスウナギ)が原因不明の不漁となっていることにある。水産庁の統計では、09年約25トンだった稚魚の推定漁獲量は10年9・2トン、11年9・5トン。今年も10トンを割り込むのは確実で、3年連続の不漁から、09年に1キロ50万円前後だった稚魚の取引価格は今年、250万円まで急騰しているという。
このため成魚の卸値も上昇、岡山市中央卸売市場の荷受会社・岡山県水(同南区市場)は「国産の養殖物で1キロ(3〜5匹)4千円台半ば〜5千円台後半と、昨年の1・8倍」とする。
さらに養殖ウナギ不足に引きずられる形で、天然物の価格にも影響が出ている。
品薄状態は今後も続くことが予想されるため、小売店などは「需要が高まる夏場に、必要量を確保できるかどうか不安」と口をそろえる。
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