ソルベントディスペンサー

　あこがれは消えない。むしろ、美化される。しまりす

　実は、急遽紙をはっつけている紙用のボンドを溶かして製本をバラバラにしなければならなくなりまして、で、思いついたのがこれ。
　その名も『ソルベントディスペンサー』。
　大学時代、先輩の同人誌編集を手伝ったときに、ペーパーセメントとソルベントで、格好良く、台紙にワープロで打ち出した写植を貼ったり、はがしたりしていたんですね。その時にぺこぺこ使っていたんです。

　なんか、いかにもプロの道具みたいで、とても格好良かったのを覚えています。
　その頃は、一介の貧乏大学生には結構な値段でしたので、単なるあこがれに終わってしまいました。結局、わたし達の同人誌作成は、スティック糊のPiTでごしごしやってしまったのでした。
　今回の件を理由に。大丸藤井セントラルさんで思わず買ってしまいました。やっぱり、このディスペンサーは、先輩も使っていた三角錐型でしょう。（というかＭとＳの価格が変わらないんです。こいつ）

　さて、製本の分解。どうも、使っていたのがセルロース系だったみたいで。効果はまったく、ありませんでした。あはははは。