憧れの88。エリアかもしれませんし、アハトアハトかもしれません。
しかし、私は声を大にして言いたいのです。88とは八八艦隊のことなのだ。と。
そう、護衛艦8隻、ヘリコプター8機からなる対潜哨戒艦隊のことでは、ありません。
帝国海軍が憧れ、望んだ海の艨艟達。戦艦8隻、巡洋戦艦8隻からなる世界最強の艦隊。(マーシャルプラン? 何、それおいしいの)
しまりすは病膏肓に入ったIJNジャンキーだったのです。どうだ、まいったか!
こほん。しかし、現実には無理・無茶でした。結局、戦艦2隻、空母に改装された2隻を残してこの世に誕生することはありませんでした。
その16隻がこの世に誕生し、日本を栄光と史実以上の悲惨な歴史にたたき込んだのが横山信義氏の『八八艦隊物語』(あれ、話の流れが独ソ戦なんですよね)であり、完成した16隻を売ってしまったのがこの作品。吉田親司氏の『修羅の八・八艦隊 日本海大決戦』なのです。(東京湾大決戦の続編)
いやはや無茶苦茶(褒め言葉)な話です。
架空戦記とは頭空っぽにしてストレスを解消できる妙薬なのですよ。しかし、ザ・ヘアーはないと思いますが。
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