After Field Mountain

おせちを買いに木曽路さんへ

  さて、12月も10日を過ぎました。おせちの予約を行わなければなりません。
  『木曽路』さんの食い切りおせち。
  嗚呼、厚揚げと、塩辛と、名古屋コーチン全部１人前で、友人Ｃと飲んでたころからは、隔世の感がありますね。少しずつ出世してるんだなあ。
  しみじみしている暇もあればこそ、さあ、木曽路さんへGOです。
  友人Ｃと私の分のおせちを購入。これで主目的を果たしましたが、まだ、やらなければならないことがあります。
  佐呂間の牡蛎です。これを殿である友人Ｃが帰札するまでに家老、三太夫たる私が毒味をしなければなりません。（どこの落語だ）
  大変美味しくいただきました。
  その後は鮪のお造り。脂がのってデリシャスです。
  いや、贅沢させていただきました。

札幌行

  さて、彼らは無事に日曜の夜、帰ってきました。時刻は21:30分だそうです。 
  出発が9:30ですから、12時間の旅ですね。通常の倍以上かかった友人Ａ、Ｂの壮絶な記録です。

  さて、僕たちは9:30に宿を出た。そして、網走の道の駅へ向かったところ、物産コーナーはしっかり開いていた。9:00からだそうだ。HPを鵜呑みにしてはいけない。わかっていたのに。わかっていたのに。嗚呼。
  とにもかくにも鯨缶ゲット。
  そして、この30分の遅れ（いや、昨晩の10分の遅れか？）が、じわじわとが致命的な齟齬を生み出すことになるのだ。
  市内は異様な吹雪によって視界が悪い。7:00の段階で高速は丸瀬布～比布北まで吹雪で閉鎖。石北峠は雪崩の危険があり閉鎖。ために、道央へ戻るためには高速完成以後使わなくなった北見峠を通るしかない。11:30頃、丸瀬布を通過、白滝道の駅まであと２Km。
  そこで悲劇は起こったのだ。
  車の流れが止まった。連絡用にしまりすから借りたWiMAX端末使用不能。ラジオ、FM受信不能。AMはNHKしか感度なし。せめて民放AMが使えれば、道路情報も聞けるのだが、それもだめ。ｉモードの道路情報は有料の上、高速道路と首都圏渋滞情報しか見つからない。
  万事休す。
  僕たちは結局、３時間以上、その場に釘付けになった。
  「ま、しゃあない。明日までには帰れるでしょ。ちょうど仕事も一息ついてるし」
  Ａはのんびりと後部座席の本屋の袋を開けると文庫本を読み出す。僕はというと明日の朝一番に札幌にいないとならない仕事がある。
  こんなことなら、こんなことなら。さっきのコンビニで麦酒、補給しとけば良かった！
  途中、前部が潰れたコンテナトラックがレッカーで牽引されてくるのを見たり、パトカーが不明瞭な放送をしながら通り過ぎていったり（事実まったく意味がわからなかった）しながら時間が過ぎていく。
  本を読んだり、ノーパソでDVD見たりしていた15:30頃、車列がようやく動き出す。
  結論から言えば、北見峠で吹雪が原因でコンテナ車の事故発生。事故処理後、吹雪で通行停止。その後、片道交互通行で再開。夕刻17:00完全開通ということらしい。
  ともかく、北見峠が閉鎖されれば、僕たちは道東に取り残されていた可能性が高かった。
  危ない話である。
  で、本来の予定なら、しまりすに頼まれた東川『鈴木工房』さんでお買い物なのだが、旭川に入った時点で17:30。東川まで16Km。微妙である。非常に微妙。でも、18:00までやっている東川の道の駅でもお買い物できるし、我々の旅の場合、微妙ならGO！である。（RPGにおける黄金の全滅パターン）
  かくて、僕たちは地獄を見た。
  道はでこぼこ。18:00ぎりぎりに道の駅に到着。しかし、道の駅は19:00まで営業だった。
  また、ネット情報間違ってる！
  残念ながら『鈴木工房』さんの在庫はなかったが、道の駅のお姉さんが良い人で、『鈴木工房』さんへ連絡を取ってくれた。かくて、鈴木工房さんへGO！
  僕が欲しかったモモンガキーホルダーはなかったが、しまりすの依頼のモモンガストラップとＡのヤツが蓑虫マグネットを購入。オマケまで頂戴する。
  本当にありがとうございました。
  吹雪と悪路の長距離ドライブで頭が回らなかったが、考えれば、せっかく僕たちのためにショップを開けてくださったのだ。もっと買えば良かったのに。落ち着いてから思い返す。莫迦である。来年のGWにはいっぱい買わなくては。
  そして、札幌へ。
  しかし、艱難辛苦は終わらない。滝川～美唄は雪のため通行止め。日本一の直線道路に降りる。砂川で高速復活。高速に戻って、21:30、札幌着。全行程12時間、走行距離410Kmあまりの旅はここに終わりを告げた。
  しかし、来年。どうするんだろうか。

網走行

  さて、昨日は一息ついた北海道オホーツク側の大荒れの天気は、今朝は網走に大雪を降らせたと聞きます。大丈夫ですかね。友人Ａ、Ｂ。というわけで、今朝届いたメールより、彼らの足跡を追ってみたいと思います。  

  藻琴湖の牡蛎。別名至宝牡蠣。これを食すためなら往復750キロも辞さない人間がいることが僕には謎なのだが。まあ、しまりすとＡがそういう人間なのはとにもかくにも、車の助手席に座っていれば到着するとすれば（そして、いくらかのガソリン代を負担すれば）僕にNOという選択肢はなかった。
  残念ながら、しまりすは仕事関係で参加不能。かくて、僕とＡの美味の旅は始まったのだ。
  といっても、そんなに問題はなかった。なんだかんだでうだうだしていたら、出発が11:45になってしまったのを除けば、そんなに問題はない。
  ただし、冬道だ。北海道の人間は、決して冬道を甘く見ない。下手を打つと、ブレーキは全く運動エネルギーを減衰することなく、乾いたアスファルトのように見える路面の上をタイヤが滑ってガードレールや中央分離帯に激突する。これが本州の観光客に恐れられるブラックアイスバーンだ。
  かくて、30分の睡眠時間（そのうち１回は網走に入ってから、『最後の階段を踏み外さないように』というＡが路肩パーキングで取った安全策だ）を経て、18:40に電気の消えた網走の道の駅に到着した。営業終了は18:30。
  僅かな遅れだった。あそこで休憩を取らなければ。嗚呼。
  これで、明日は10:00以前の出発が不可能になった。我々の網走詣での目的の一つ、鯨缶の購入は不可避なのだ。
  で、定宿『ビジネスホテル・ファミリー』さんに宿を取り、『喜八』さんへ。まずは350キロ走った渇いた喉にエビスを流し込む。
  僕よりもＡの方が美味しいだろうと思う。運転をした人間の特権だろうとも思う。何でしまりすもＡも僕に運転させてくれなのだろう。運転免許は持っているのに。
  で、まず牡蛎。牡蛎だ。牡蛎が旨い。次にＡは一人前のタチをタチポンとタチ天にしてもらって食する。
  僕は鯨串カツ。肉っぽくて好きだ。
  そして、鯨尽くし。僕たちの間には『クジラニウム』なる元素の存在が信じられている。札幌の人間が、350キロの波頭を乗り越えて網走に行く理由。それがクジラニウムの補充であることは間違いない。
  あれやこれやで、僕も麦酒をしこたま飲んだし、Ａもお酒を３つもいただいたし、今宵はここまでと思ったら。大将が「おいしいお酒あるよ」ということで、もう一合、それと黒がしら刺し。絶品。大将続けて「それ、いま氷熟？
  させてるから、２月くらいにはもっと、美味しくなるよ」
  それはもう、来ない訳にはいかない。Ａと僕は顔を見合わせ、
  そうしよう
  そうしよう
  そういうことになった。
  でも、同時にきっと僕たちにはフラグが立って、食べられるのはしまりすだけかもしれないなと思ったりもするのだ。今までの経験からすると。
  で、もう一軒『アイラ』にも冬ごもりのご挨拶。ギネスとシングルモルト。そして至宝牡蠣のワイン蒸しをいただいて、宿へ。美味しい一日だった。
  さて、翌朝だ。今、道の駅が開くのを宿で待っているのだが、網走、大雪。ホテルのお母さんが驚くほどの大雪。
  これから、僕たち札幌に帰るのだ。

  ここで、メールは途切れています。
  そして、彼らには想像を絶する苦難が待ち受けているのです。今現在、北海道全域大雪です。

一日死んでました

  昨日、飲み会でした。二次会、ワインがありました。強引につがれて、飲みました。
  頭が割れるように痛いです。
  いやあ、ワインだけはダメなのです。ワインだけは。
  人生で日本酒１升、一人で飲んだこともあります。ウォッカも二人で一晩で２本近く飲んだこともあります。
  なのに、赤ワインはグラス一つでダウンです。わかっていたはずなのに。年取ったって体質変わるはず内のに、そう言われて、ついつい飲んだら、死んでます。ええ。死んでます。
  トイレで小するだけで頭がガンガンします。朝、大するときは死ぬかと思いました。頭痛薬も効果なし。いやせっかくの休日を完全に無駄に使いました。
  しかし、昨日がこの大荒れの天気のピークだと言って、友人Ａ、Ｂが網走へ向かったはずですが、大丈夫でしょうか。ともかく、PCに向かうのもしんどいので今日は寝ます。

新御宿かわせみ ３

  セカンドジェネレーションの３冊目が出ていたので購入。というか、東吾さんが行方不明の時点で、なにおか言わんやです。
  源さんが射殺されて、麻太郎さんの家族が花世さん以外虐殺されるという、ショッキングな明治編の３冊目。
  しかし、池波正太郎氏の言うところのにっちもさっちもいかなくなったキャラクターの死だったんでしょうか。ここまでやる意味がない。そんな気がするんですが。
  でも、買っちゃうんです。
  今回は源太郎くんと花世さんの結婚式。結婚式なのですが。後味が非常に良くない。
  いや、結婚式ですよ。結婚式。なのにこれはないだろう。的な挿話で終わります。
  平岩氏、何かあったのでしょうか？
  作風が前シリーズの初期に戻っちゃってます。たとえば最初期の黒人の話など、後半ならばあそこまではっきりと書かないと思うんですが。
  そのあたりと現在の後味の悪さが通じるような。そんな気がします。

孤独のグルメシーズン２ ９話

  さて、１シーズン一度のお約束。原作にそっくりのシチュエーションでの作品です。
  シーズン１は焼き肉でしたが、シーズン２は事務所飯。
  いいなあ。こういう商店街。しかし、私がこんなところにいたら確実に太ります。ええ、天元突破です。
  さて、あわやメロドラマかと想ってもそういうことはなかったぜ的展開で甘味へ。フレーバーコーヒーですか。個人的にはフレーバーコーヒーはパスです。ですがフレーバーティはOKなので、あくまで私の考えでして。で、コーヒーゼリー。個人的には以下同文。
  そして、お買い物です。しかしゴローさん。完全に我を忘れてますね。おでん者にとって大根は命。大根は至宝。大根は究極にして至高。100遍ノートに書くように。しかしモツ煮が味噌汁とは、さらにレバカツでモツとモツをダブらせるとか。うーん。ゴローさんだ。
  今回も少し割り喰う野菜さんチンジャ、キムチにカボチャの煮付け。でも美味しそう。
  で、マグロメンチとチキンロール。これ、両方ともメインでしょ。メイン２連発って・・・。
  ともかく、食い過ぎです。間違いなく食い過ぎです。プチ寝で済めば良いけれど。風邪などひかないように。いやあ、今週も結構なモノ見せていただきました。

信楽の器復活

  さて、いつも通りの破壊の年末です。既に突っ張り棒、洗濯ハンガー×２、信楽焼の湯飲み茶碗。順調にスコアを伸ばしています。
  特に信楽の湯飲み茶碗はメトロクス札幌さんで購入した清岡幸道氏の作品。そう簡単には手に入るモノじゃあありません。
  が、あっさり見つけちゃいました。
  ネット恐るべし。なんとなく『清岡幸道』でググっていたら、お店発見。静岡の器屋さん『kiki』さんで信楽焼の粉引の湯飲み茶碗を発見。それどころか、メトロクスさんでは涙を呑んだ粉引のマグカップ（結局錆窯変のを購入して粉引は諦めたのでした）を発見。更に、10,500円以上送料無料なので、錆窯変のタンブラーも購入してしまいました。到着は12月12日頃。
  お正月はこのタンブラーで美味しいエビスをちょっとだけ飲んだりしましょう。ええ、発泡酒のがぶ飲み厳禁。（可能かな）
  いやあ、楽しみです。

一太郎２０１３

  さあ、来ました。諸君、お布施の時間だ。
  一太郎の新バージョンの連絡が来ました。
  今を去ること四半世紀。一太郎Ver2を58,000円で購入してからの付き合いです。いやあ、私も歳を取りましたが、一太郎も歳を取りました。
  松から安売り戦略でシェアを奪い、日本語ワープロの王者として君臨し、そして、ワードに安売り戦略で敗退し、中堅ソフトとして命脈を保つ。ご苦労様です。しかし、あと13年は保ってもらわないと、私が困ります。定年まではなんとか、一太郎がないと仕事になりません。
  で、今回は同時購入のソフトはありませんでした。というか、今回のプレミアムの売りはドラゴンスピーチ11Jがついてくる。いや、先日、これ買おうかと迷ってやっぱりやめたのですが、良かった。良かった。ついてきた。
  あとは、めぼしいバージョンアップはありませんね。今年はおとなしいお布施だな。そう思っていたら、仰天しました。
  なんと「東プレ REALFORCE108UBK-JS ZH0100 復刻モデル」が２万円以下の安さで販売されているじゃありませんか。５年前、欲しくて欲しくて、それでも買えなくて、結局涙を呑んだ逸品です。ああ、赤いESCボタン。これで友人Ａの「東プレリファレンスキーボード」に対抗できます。（しなくてもいいんですが）
  いや、うれしい。ソフトとは別の意味で、到着が楽しみです。到着は２月10日過ぎでしょうか。あ、でも、黒軸も購入して積んでるんだよなあ。まあ、一生分のキーボードが買えたようです。

異世界でカフェを開店しました

  過去に読者の心ない感想のために更新停止されてしまった『異世界でカフェを開店しました』が書籍になって戻ってきました。
  あの、魔術の発達故に、恐ろしく料理のまずい世界に料理好きの女の子が飛ばされてしまう物語。やわらかいパンの旨さが心に沁みる物語です。
  いや、めでたい。
  しかし、作者はこの瞬間から、金を出して購入した読者の罵詈雑言にも耐える義務が存在します。
  金払ったら客なのですから。
  閑話休題。
  作品はネット上にあった頃より遥かにお話が進んでいます。
  しかし、やっぱり、こうなりましたか。アンジェリーク状態。レーベルがレーベルだけにそうじゃないかと思いましたが、元騎士の従業員、王宮厨房のセカンド、騎士の少年に初級学校のショタ。よりどりみどり！
  うーん、この違和感は我々が幼なじみ、働くお姉さん、幼なじみの友達、近所の幼女の出てくる話に対する女性の違和感なのでしょうか。
  ちょっと考えてしまいました。

行き損なって中札内

  さて、今日は『ゑすぷり  BAR  ESPRIT』さんに教えてもらった、グランドホテルの催しの日です。 
  ですが、残念ながら抜き差しならない用事で１時間ほど遅れてしまいました。受付には誰もいません。遠くの入り口には、いかにも有力者っぽいお爺さんと話をしている『ゑすぷり  BAR  ESPRIT』のバーテンダーの松井田さん。 
  らしくないのですが、物怖じしちゃってその場を後にしました。ま、チケットは購入したのでお役に立っているはずです。
  で、お腹も空いたし、軽くなにか入れて行こうと思って、『鶏次郎』さんへ。ここは中札内の鶏肉や長芋がいただけるお店です。そのぶんちょっとお高いんですがね。まあ、たまにはいいでしょうということで、
  長いもフライドポテト、腿肉鶏カラ、豚鶏串盛り合わせ、生みっつに日本酒２つ。これで5,000円強。少々お高いけど美味しかったです。
  しかし、昔は中札内まで冬道、鶏肉買いに突っ走ったもんですが、今はその気力もありません。歳って確実に取るモノなのですね。