さて、昨日は一回お休みいただいて、今回です。今回はスチャラカ魔女。どうも、諸悪の根源なのですが。一番感情移入できませんでした。おかしい。黒髪毒舌美少女なんて、それストライクど真ん中なのですが。
今回のゲーム、はっきり言って全て掘り下げが浅い気がします。(あくまで、金出して買った客と言うことで言わせてもらいます。自分で書けるかという突っ込みはなしで)
世界の掘り下げが、キャラの掘り下げが甘い。故にのめり込めない。主人公の百億の絶望の重さがわからない。己の半身たる本を失ってしまった哀しみがわからない。自分の記憶がないが故の畏れがわからない。本体があそこまで世界を憎悪しているのに、分身と言うだけであそこまでスチャラか出来る諦観がわからない。故に、東出氏お得意の刹那的な快感に身を任せるタイプのキャラクターの方が楽しげに世界を駆ける。そんな気がするんです。
そして、戦闘シーンの短さ。熱量不足。水準は超えてます。超えてますが、虚淵、鋼屋、東出の3方は水準じゃダメなのです。が、これも結局キャラの掘り下げ不足が感情移入を損なっているんでしょうか。
まあ悪魔バッドはよくある悲恋モノ。悪魔トゥルーはまずまずですが、オーラスは、わーいデモンベインだあ。とまあ、個人的エンドは天真爛漫ねじ抜け少女トゥルー。というか、あれしかエンディングが合うラストはないと思うんですが。ともかく、楽しませていただいたけれど残念ながらそれ以上ではなかった作品でした。さて、次にゲームできる余裕が出来るのはいつでしょう。
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