上野動物園で生まれたパンダの赤ちゃんが肺炎で死んだそうです。
自然の摂理。親が育児放棄したというのは、おそらくは親が保育したのでは育たないほど弱い命だったのかもしれません。
ですが、いったん育児放棄した赤ちゃんを保育器に入れながら、再び親の元に帰した上野動物園の皆さんの考えはどの辺にあったんでしょう。育児放棄した親が、再度育児を再開すると思ったのでしょうか。
和歌山の南紀白浜にある、アドベンチャーワールドでは今までに11頭の繁殖実績(死んだのは60グラム強の超未熟児の一匹だけ)があるんですが、そのデータは生かされたんでしょうか。
終わってしまったことをあれこれ言っても詮無きこと。小さな命の冥福をいのります。
以下にニュースを保存します。問題あれば消去します。
パンダの赤ちゃん死ぬ 母親に戻した直後 東京・上野動物園でジャイアントパンダのシンシン(7歳)が産んだ雄の赤ちゃんが11日朝、死んだ。死因は肺炎。東京都が明らかにした。 都によると、11日午前6時45分ごろ赤ちゃんの鳴き声を確認。午前7時半ごろ、赤ちゃんがシンシンのおなかの上であおむけになっていたため、飼育員が取り上げたところ心肺停止状態で、保育器に入れ蘇生措置を試みたがかなわず、同8時半に死亡を確認した。 赤ちゃんは5日に上野動物園としては24年ぶりに誕生。シンシンは出産直後、赤ちゃんを抱いて授乳していたが6日夜に抱く様子を見せなくなり、動物園が赤ちゃんを7日にいったん保育器に移した。その後、母親の元に戻し、シンシンは授乳していた。 上野動物園では、パンダの赤ちゃん誕生は今回が4例目、自然交配では初めてだった。1985年から88年にかけてホアンホアンが産んだ3頭のうち、1頭は生後間もなく死んでいる。 シンシンと、雄のリーリーは昨年2月に中国から来日。今年3月に同居させたところ、2回の交尾が確認された。(共同) [2012年7月11日13時54分] (http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120711-981500.html)
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