元気が無いときは食のエッセイを読む。これに限ります。
というわけで今回は『檀流クッキング』。名著です。昔図書館で借りて読んだ本ですが、先日購入できました。
ともかくこの本の凄いところは萩昌弘氏の後書きにもありますが、「分量数字無視」「あるものを何でも使い」「ないものはなくてすませるに限る」ところにあります。
「さて、どこでもよろしい。自分の体質と、嗜好と、フトコロ具合に合わせた肉を買ってきて」(p125 ビーフステーキ)というのは本当になんでもいいという精神の発露でしょう。
また、読んでいるとなんだか自分にも作れそうな気がするのが凄いところです。
一遍この本の鯨鍋を作ってみたいのですが、一人で食っても美味くも何ともないんですよね。
ああ、飯作ってくれる人いないかなあ。(「完全に女性差別主義者ですね、あなたは」とまた言われてしまいそうです)
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