さて、友人C迎撃3日目。今日は午後からCに用事があるというので、遊んでもらえるのは午前中だけです。
というわけで、三越で展示販売中の武田刃物さんへ包丁を物色しに。何をやっているのでしょうか。我々は。
この冬に購入した武田刃物の文化包丁は、完璧に仕事をこなしています。切れる切れる。ザクザクです。が、しかし、売ってくださった方の「刃物は大は小を兼ねませんよ」の言葉が非常に重く感じられるのも確かです。菜切りにもなるように平べったい包丁を購入したわけですが、小回りが今ひとつ。リンゴなどをむくときには文字通り牛刀で鶏を割くような感じがします。
というわけで包丁(この時点ではベティナイフ)を一本。更に、割れてしまった砥石の代わりを一つ。そう思っての三越行きですが、なんといらっしゃったのはお師匠様。何と言うことでしょうか。いやびっくり。
で、「文化包丁持っているんですが、小回りが効かない。小回りが効く包丁を」
注文は簡潔に。
「じゃあ、文化包丁使っていて小回りが効くのが欲しいなら、小型文化包丁ですね」
え、ベティナイフでなく、小型文化包丁? 考えもしなかった選択です。
ですが、持ってみるとなかなかのバランスです。
「これなんて、どうです」
奥から一本出していただきました。柄が虎斑の逸品じゃありませんか。しかも卓上にあったものより小ぶり
「これは良い包丁なんだわ」
友人Cのお墨付き。バランスも良好。早速買わせていただきました。なんだか、長くなったので以下次回。
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