ようやく、大泉にょう氏の『探偵はBARにいる』を友人と見ることが出来ました。現在一日2回の上映という状況ですが、お客さんは結構入っているじゃありませんか。
哀しいことに、私は最近忙しいのと家にTVがないのとで事前の情報は全くといって良いほど入っていませんでした。相方が、松田優作氏の息子だとか、今、話題になっている高島兄弟の黒木特佐をやった弟さん(w)が出てるとか。全然知りませんでした。ただ、大泉洋氏主演の東直己氏原作作品(なぜか2作目、「バーにかかってきた電話」を1作目の題名で映画化した)作品であるとかしか知らなかったわけです。
で、見たんですが。うーん。
映画としては面白かったです。後半、探偵が完全に舞台中央から外れてしまって右往左往するあたりは少々テンション下がりましたが、ラストまで舞台中央では一気呵成。さすがは『相棒』のスタッフが大量に参加している映画だと思ったんです。ええ。
ただ、『バーにかかってきた電話』の映画としては・・・。
『半端者-はんぱもん-』の「俺」が『バーにかかってきた電話』の事件に巻き込まれた。そういう違和感が最後まで拭われませんでした。いや、面白くないわけじゃないんですが、何というかハードボイルド分が足りないというか、「俺」のキャラクター造形が軽いというか・・・。(思い入れが半端ないものですから。これについてはいつか書きますね)
面白いです。面白いから即、シリーズ化の話も納得できますが、これ大泉探偵ということですね。ええ。ま、1回データ消えて、再度書き直すぐらい面白かったということで。
で、その後やっぱりバーに行きましょうと。「きゃふぇ ゑるみたあぢゅ」さんへ向かったところ、なんと、お店がなかったのでした。
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