人間、おいしいモノ食べている時が幸せなんだと思う。しまりす
というわけで、昨日幸せだったわけです。
さて、佐川芳枝氏の新作。この作者の作品は、実はこのブログの望む所なんです。
要するに、後味が悪くない。否定するようなお客の存在も山ほどあるであろうに、一切そういう事象は書かない。肯定できる存在だけを記述する。その結果、秀逸なエッセイ集を次々と生み出されている方です。
うーむ。肯定する事象だけのブログ。このブログが進むべき路は正しいと思うんですが。でも、開始以来26日、どうも、筆者以外の訪問者が一人もいないようなんですが・・・。派手に炎上させてやろうか。なんて思ってはいけませんね。
さて、この作品、佐川氏の書かれた作品、『寿司屋のかみさんうちあけ話』の読者カードを橋本龍太郎元総理が書いて送ったことから始まります。それが縁で佐川氏の名登利寿司に橋本元総理が通われて、その出来事が楽しく語られているのです。
いや、政治家も人間だというのがしみじみ、ほのぼのわかります。というか、個人的に政治家橋本氏には言いたいこともあるんですが、この本を読むと人間橋本氏がすごく魅力的に描かれています。
こんな人が知人なら楽しいでしょうねえ。本当に楽しく読ませていただきました。
橋本氏が田中角栄元総理の物まね(あんまり似てない)をしたところなど思わずほほえましくなってしまいました。
本当に楽しく読めた本でした。
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