腹が減っていたら何でもおいしい。おいしいモノは、もっとおいしい。しまりす
今から32年も昔1975年1月16日。まだ冬休みだったわたしが朝、新聞を広げてみると、人間国宝の8代目坂東三津五郎氏がふぐの毒で亡くなったとあり、驚いた事があります。
なんでも、友人と4人で会食した際、ふぐ刺しについていた肝(毒が強い)を他の人間が食べなかったので、一人で4人分、みんな食べてしまったとか。
子供心にも、人間の食欲って怖いなあ。そう思った事件でした。
その著作のなかで唯一、食について語った『食い放題』が光文社文庫より文庫化されたので入手しました。
いや、生意気なことをいうと、こういう一芸に秀でた方の食のエッセイってすごく好きなのです。で、この本も期待に違わず大変面白い1冊でした。
食も役者修業の一環。料理を創る側、食う側の心構え。そういったものが一冊の中に入っています。いや、堪能しました。
あと、最近、面白いのが、某100巻料理漫画の元ネタ探し。ああ、ここから取ってきたな。というのがあって笑えますね。(あれも最初の20冊くらいは面白かったんですがねえ)
さて、上のアソシエイト。左側は手動で、用意しました。右側はAmazonおまかせ。果たして、どんな商品が入るでしょうか。
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