さて、ネット上では2抜けしたなでしこジャパンに対して非常に辛辣な意見が充ち満ちているようですが、果たしてそうなのか。
そう考えたので少々考察してみます。
さて、日本は非常にスポーツに対してフェアな幻想を求めます。
特に、サッカーとオリンピックについては、過去における最大の成果、メキシコオリンピックの銅メダルと、フェアプレイ賞受賞という日本人にとって誇るべき歴史が存在します。
これを誇りに思うなら、なでしこジャパンの「あえて2位狙い」はこの素晴らしい歴史に泥を塗る行為でしかありません。
しかし、このフェアプレイ賞を受賞した日本のサッカーは、ワールドカップを目指すために招聘した日本代表の外人監督からは否定されていたことを忘れてはなりません。
「ルールを守る」ことと「ルールを利用する」ことは決して相容れないものではないのです。
「もっとクレバーに」。相手からファウルをもぎ取ることは頭脳戦であり卑怯ではありません。そして、移動距離を考えて、2位で予選を抜けることも卑怯ではない。そう、考えるんですが。間違ってますかね。この考え。
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