After Field Mountain

７年半前の私からプレゼント

 　３９歳の夏、４０の誕生日になにか記念がほしくなりました。
 　そこで、いろいろ考えた結果、モンブランのマイスターシュテュックか「木曽路」さんの料理に使われている器を焼かれた、北大路魯山人のお孫さん、北大路泰嗣氏の酒器（片口とぐい飲み）かと言うことになったわけです。
 　お値段は、木曽路のマスター曰く織部の片口と、ぐいのみを三つでモンブランの万年筆の半分くらいとのことでしたので、得々と注文させていただいたわけです。
 　「個展に出すような立派な物でなくていいんです。普段使いにできるような酒器をお願いします」
 　というわけだったんですが、相手は一流の職人さん。職人さん相手に催促は無粋。そう思って待つともなしに待っていて、いつのまにか、私は４７歳の春を迎えてしまいました。

 　長くなるので、以下、たたみます

アーロンチェアの傷 解決編

 　さて、先日、ハーマンミラーのアーロンチェアについて、例の傷と、それから肘掛けの左右の動きの柔らかさが気になって、メトロクス札幌さんに質問してきたわけですがそのことについて丁寧な回答を頂いたのでここに明記します。

 　Q：添付画像、アーム裏部分のへこみのような後は何でしょう？

 　A：これは金型に樹脂を注入する際に出来る「樹脂注入痕」ですので、不具合では御座いません御安心下さい。

 　この注入痕、メトロクス札幌さんの展示品にも、私の左側の肘掛けにもないので、複数作成の際の一番注入口に近い商品があたってしまった事になるんでしょうね。ついてません。

 　Q：左右のアームの動作が柔らかく感じるがこれは不具合なのでしょうか？

 　A：　左右の動きの違いや固定出来ずフリー状態な場合は、不具合症状の可能性は御座いますが、購入時に比べ多少柔らかくなったとの事、内部パーツが馴染みスムーズに可動している感が御座いますが如何でしょうか

 　これも、展示品より新品の方が緩くなるなんてことがあり得るのか？　と思わないでもないですが、そうだといわれればそうなんでしょう。

 　座り心地は最高ですし、腰の疲れも背中の痛みも激減しましたので、良い買い物をしたと思います。さすがは椅子界のキャデラックと言われるハーマンミラー社の製品です。

新年会へ行けるまで

 　お正月も松が取れ、いつの間にか２週間。もはや、24分の１が終わってしまったわけです。あっという間ですね。
 　それはともかく、友人Ａ、Ｂと新年会をやってきました。以下長くなりますので。

不運自慢

 　今年の運勢は大吉だったはずだ。しまりす。

 　さて、なんか、阿呆なことばかりしています。新年早々それぞれの不幸自慢！

 　そのいち。私の場合。
 　ディスプレイに傷が！　泣くぞごらあ。どうしてかはわかりませんがともかく傷です。

 　更に気がつきました。ハーマンミラーにも傷が！　なんてこったい。肘掛けの裏側にとがった物で突いたような傷が。さすがアメリカ製。細かいところまで目が行き届いてませんね。

 

 　そのに。友人Ａの場合。
 　タイプムーンのカーニバルファンタズム３。ＡＭＡＺＯＮにＫＯＮＯＺＡＭＡされた上に、佐川急便できた商品は潰れていたそうです。返金は認められたが、商品は在庫無し。
 　しかし、佐川急便さんもいい話聞きませんよね。企業の発送には安いからＯＫなんでしょうが。

 　そのさん。友人Ｂの場合。
 　で、友人Ａの話を聞いた彼は楽天に在庫があることを確認。カーニバルファンタズム１を、発注してしまったそうです。気づいたときにはもう、発送準備中。莫迦、ばか、バカ。何やってるんだか。

 　そのよん。私の場合。
 　で、そのカーニバルファンタズム、気がついたら半額で私、買わされてるんですが。ナンなんでしょう。これ。友人Ｃ、恐るべし。

今年もお世話になりました（とんでもないこと報告）

 　さて、今日は大晦日です。
 　10時に木曽路さんにおせちを取りに行って、友人Ｃを送り届け、さて、いよいよ年越しです。５回目の木曽路さんのおせちは親孝行なんで、とんでん寿司のお寿司で年越しです。　無事、友人Ｃのお宿も果たしましたし。良かった良かった。
 　というわけで、ネタ的に遅くなったのですが、私、12月19日に、憧れのハーマンミラーのアーロンチェアのユーザーになりました。
 　12月19日の「とんでもないこと」とは北海道唯一の正規代理店。メトロクス札幌さんでハーマンミラーのアーロンチェアを買ってしまったということだったのです。いやはや。
 　で、到着が12月28日、午後。以後、友人Ｃの応対でほぼ、ほっぽりだされてました。
 　いや、これは投資なのです。最近腰痛いし、具合もあんまり良くないし。だから必要経費で購入したんです。
 　ええ、問題ないですよね。では
 　では、皆様、良いお年を。

これじゃない椅子の詳細がわかった

 　さて、先日のコレジャナイ椅子ですが。詳細が判明しました。Steelcase APTチェアーというらしいです。昨日、訃報を確認するのにネットサーフィンしていて発見しました。型番はAPT-1111。
 　なんだか、高いところでは５万近くしているんですが（APT-S）。安いところでは、２万３千円程度（しかし、型番が微妙に違うので別商品APT-Vかなあ？）。中古であることを考えると、１万７千６百円は実に微妙。（APT-Sならいいところかなあ）しかし、父上様の愛情プライスレスですからありがたく頂戴いたします。
 　まあ、お正月はお客様である友人Ｃにしっかり座っていただきましょう。
 　しかし、部屋が片付きません。
　 　友人来札まであと３日。あと３日しかないのだ。 大丈夫かなあ。

コレジャナイイス

 　親の教えは尊いものだ。（しまりす）

 　さて、先日、椅子が壊れたんですが。そのイスを、実家の方から燃えないゴミに出してもらうべく（私は朝８時から夜９時まで仕事です）いつ持っていけば良いのか電話したのが昨日。
 　で、持ってこいと言われたので、持っていったのが今日。いえ、確かに言いましたよ。私。今度はコンピュータ作業用のが欲しいなあ。（ハーマンミラーの奴が・・・）。で、実家に行ってみたら。

 　ええと、定価１０万円。実売価格１万６千７百円のイスが待ってました。

 　親父殿が、昨日の電話を聞いて即座に行動開始。朝９時から札幌市内の 中古屋へ行って在庫確認の後、ヨドバシカメラ、ビッグカメラをはしごして新品価格の確認。で、１０万円の奴が中古に在庫があることを確認して、１万６千７百円。あひゃひゃ。
 　親父殿、７４歳。バイタリティありすぎ・・・。
 　なんでも、実家の姿見を１枚、大丸藤井の保証書付きの奴が５００円で手には入って以来、中古屋さん巡りが親父様のマイブームとか。

 　というわけで、有り難く、いただいて帰って参りました。ほんと、親の心はありがたいものです。４６にもなって、こんな事になるとは思いもよりませんでした。いや、私がなさけないんでしょうねえ。どうか、来年も元気でいてください。

 　友人来札まであと、９日、あと９日しかないのだ。  

椅子の話

 　安物買いの銭失い。貧乏人の無駄遣い。（しまりす）

 　さて、椅子が壊れました。２０時に帰宅してから、２４時に眠るまで座っている代物です。
 　どうしましょう。
 　いや、買えば良いんですよ。買えば。そのぐらいのお給料はいただいてます。
 　しかし・・・。
 　私には夢があったんです。椅子。椅子。椅子。ハーマンミラーの椅子。
 　いやあ、宇宙大元帥　野田昌宏氏のエッセイ集？　『スペース・オペラの書き方―宇宙SF冒険大活劇への試み』読んでから、いつかはハーマンミラーの椅子を。と渇望しているんです。
 　そういえば、この本がはじめて早川からソフトカバーで出たとき、文中にある『ハーマンミラーなみの愛知県某メーカーの椅子』について是非とも知りたくて、友人Ａらと返信はがきまで入れて早川に封書を送ったんですが、お返事来なかったなあ。と、四半世紀近く前のことを思い出してみたり。
 　でも、ハーマンミラーの椅子って、いくらすると思ってます。有名なアーロンチェアが１３万８千円。

 　「なんですか。これ。何考えてんですか。オカムラじゃ駄目なんですか」

 　そう仕分けされてしまいそうなんですが。
 　安物は買いたくないし、かといって椅子に１４万円って一般常識では莫迦丸出しですし。（私のなかでは違うけど）
 　可能であれば、車の板金もやってやりたいし（１７万かかるそうです）。
 　ともかく応急処置で何か座りやすい椅子を買おうと思います。ええ、安物でも何でも。
 　どーせ、私は貧乏人ですし。

 　それよりも、 　友人来札まであと、１４日、あと１４日しかないのだ。

Cherry黒軸のキーボード

 　メカニカルキーボードが好きです。（しまりす）

 　メカニカルキーボードが好きなんです。カチカチ言うあのキーの重さが、何とも言えません。でも、現在、私の愛機『葵』のキーボードは、金属メッシュで格好良いんですが、パンタグラフです。まあ、処分品購入したんでしかたがないですが、いまいち入力がよろしくない。ノートパソコンに負ける入力感覚ってどうよといったところでしょうか。
 　でも、私の某友人のように静電容量式の東プレは２万円近いクラスのキーボード使っている人間のように逝ってしまう必要は感じません。ま、それはそれと言うことで。
 　それでなんですが、私、結構ジャストシステムのお得意さんでして、一応プラチナ会員とかにさせていただいてます。その優待で、なんと、Cherry黒軸のキーボードが、定価15,800円のだいたい半額、8,550円で購入できるという。ポイントも結構たまっていますのでポチってしまいました。いや、有名どころ、東プレの静電誘導に勝るとも劣らぬ代物の、Cherry黒軸がもうすぐ、我が手に。
 　楽しみです。
 　って、おーい。amazonなら優待も何もなくても普通に安いじゃないですか・・・。なんてこったい。

 

武田刃物の包丁

 　仕事があるだけ、ありがたい（しまりす）
 　今日は午前中仕事でした。最近なんだか、休日がない気するんですね。でもま、有り難い話です。仕事があるだけ、ありがたいです。
 　というわけで昼食も食わずに街へと繰り出しました。いや、デパ地下で優雅な日曜日というわけではなくて、数年越しの大計画を実施しようかと思ってのことです。

 　実は、『ゑすぷり　ＢＡＲ　ＥＳＰＲＩＴ』さんについて調査を入れていたところ、なんと、なんと、なんと。凄い物を見つけてしまったと。
 　武田刃物さんが、三越に来ているじゃあありませんか。

 　知っている人に説明はいりませんが、知らない人には説明が必要でしょう。武田刃物さんというのは、岡山県新見市にある備中手打ち鍛冶の刃物屋さん。今から５年くらい前に偶然、三越で見つけて切り出し（接ぎ木小刀）を購入。その切れ味とその持続性に愕然としたものです。

 　私、実は切り出しは３本持っています。
 　一本は１５年以上前に京都旅行の際に買い損なって、東急に当時あったお店で買った（何やってんだか）『有次』の切り出し。これは張り込みましたね。特別に、名前まで彫ってもらったりして。
 　もう一本は『佐治武士』さんの宝刀ひかり。これは狸小路の宮文で１０年近く前に購入したんですが、観賞用ですね。ダマスカス風に入った模様が、下手に研ぐと消えてしまうようなので、仕方がないです。
 　で、武田刃物の接ぎ木小刀。
 　有次は切れます。切れるけど鈍るのも早い。武田はへたくそが同じように研いだ時点では有次に一歩及ばない気がするんですが、鈍らない。切れます。切れ続けます。これは京刃物と備中刃物の違いなんでしょうか。
 　で、いつかは包丁。それから切り出しじゃない小刀も欲しいな。そう思っていたんですが。今回、見事に願いが叶ったというわけです。
 　さて、道具を購入する際にはきちんと使用目的を定め、お店の方に伝えねばなりません。
 　「すいません、男４０代の一人暮らしで、万能に使える包丁をくださいな」
 　これに尽きます。
 　実演販売に来られていた方が仰るには、
 　「万能舟行包丁（いわゆる普通の包丁の形をしている奴）か万能文化包丁でしょうね」とのこと。もしくは万能ペテーィナイフか。
 　「刃物は大は小を兼ねませんからね」
 　そういうことか。確かに、その通りですが。むむむむむ。悩むことしばし。すると、販売台の下から包丁を一本、出してくださったんです。
 　「これなんてどうですか、万能文化包丁なんですが、刃先から峰の幅が長くて、菜切り包丁の代わりにもなりますよ」
 　持たせていただいた瞬間、陥落しました。
 　いや、バランスとか、重さとか、いろんなものが、「あ、これだ」状態でした。こんな状況は昨年作った自作ＰＣケースや、現在の愛車をカタログで見た瞬間以来の話です。で、お代を見ると18,900円也。
 　え、確か、前の時は12,600円くらいだったんじゃ。包丁と小刀とで２万円くらいの予算だったんですがね。
 　「４～５年前に、それまでの青紙１号（鋼の材質）とかを全部青紙スーパーに統一して、柄も紫檀の八角にして、お値段少し上げさせてもらいました。材質と耐久性が違いますから」
 　確か、12,600円は白木の柄に青紙１号（当時、青紙スーパーなんぞ夢のまた夢です）だったはず。５年立てば値上げは当然ですし、ここまで来たら引っ込みがつきません。しかも、この包丁、手に吸い付いてしまっているし・・・。
 　お持ち帰りです。
 　もう、物欲全開。欲しかった小刀と皮の鞘も買ってしまいました。全部で27,300円。
 　砥石を水平にしてくれる砥石研ぎをサービスしていただいて、満足してデパ地下でお買い物して帰ってきました。いや、セレブな日曜日です。